• 検索結果がありません。

IR情報 決算短信 | 宝ホールディングス株式会社

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "IR情報 決算短信 | 宝ホールディングス株式会社"

Copied!
35
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

平成19年3月期 決算短信

平成19年5月15日

上場会社名 宝ホールディングス株式会社 上場取引所 東証一部・大証一部 コード番号 2531 URL http://www.takara.co.jp 代 表 者 (役職名)取締役社長 (氏名)大宮 久

問合せ先責任者 (役職名)取締役IR室長 (氏名)松崎 修一郎 TEL (075)241 - 5124

定時株主総会開催予定日 平成19年6月28日 配当支払開始予定日 平成19年6月29日 有価証券報告書提出予定日 平成19年6月28日

(百万円未満切捨) 1.平成19年3月期の連結業績(平成18年4月1日~平成19年3月31日)

(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)

売上高 営業利益 経常利益 当期純利益

百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %

19年3月期 198,535 1.2 7,660 29.3 7,846 32.3 4,208 △20.9 18年3月期 196,119 0.4 5,924 △20.0 5,931 △13.3 5,320 103.5

1株当たり 当期純利益

潜在株式調整後 1株当たり当期純利益

自己資本 当期純利益率

総資産 経常利益率

売上高 営業利益率

円 銭 円 銭 % % %

19年3月期 19 44 19 43 4.1 3.7 3.9

18年3月期 24 39 - - 5.6 2.9 3.0

(参考)持分法投資損益 19年3月期 63百万円 18年3月期 △22百万円

(2)連結財政状態

総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産

百万円 百万円 % 円 銭

19年3月期 213,393 115,570 48.0 473 61 18年3月期 212,466 101,839 47.9 470 10 (参考)自己資本 19年3月期 102,507百万円 18年3月期 101,839百万円

(3)連結キャッシュ・フローの状況 営業活動による キャッシュ・フロー

投資活動による キャッシュ・フロー

財務活動による キャッシュ・フロー

現金及び現金同等物 期末残高

百万円 百万円 百万円 百万円

19年3月期 12,782 △7,526 △1,558 29,601 18年3月期 6,211 △12,687 344 25,701

2.配当の状況

1株当たり配当金

配当金総額 (年間)

配当性向 (連結)

純資産 配当率 (連結) (基準日) 期末 年間

円 銭 円 銭 百万円 % %

(2)

4.その他

(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) 無

(2) 連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更(連結財務諸表作成のための基本となる重要な 事項の変更に記載されるもの)

① 会計基準等の改正に伴う変更  有 ② ①以外の変更         有

(注)詳細は、22ページ「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」をご覧ください。

(3) 発行済株式数(普通株式)

① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 19年3月期 217,699,743株 18年3月期 217,699,743株 ② 期末自己株式数 19年3月期 1,259,383株 18年3月期 1,201,317株 (注)1株当たり当期純利益(連結)の算定の基礎となる株式数については、27ページ「1株当たり情報」をご覧

ください。

(参考)個別業績の概要

1.平成19年3月期の個別業績(平成18年4月1日~平成19年3月31日)

(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)

営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益

百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %

19年3月期 3,661 △21.7 2,607 △27.9 2,575 △27.5 2,619 △20.1 18年3月期 4,675 △21.4 3,618 △26.8 3,554 △25.8 3,276 125.8

1株当たり 当期純利益

潜在株式調整後 1株当たり当期純利益

円 銭 円 銭

19年3月期 12 09 - -

18年3月期 15 05 - -

(2)個別財政状態

総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産

百万円 百万円 % 円 銭

19年3月期 126,948 84,619 66.7 390 65 18年3月期 130,298 86,219 66.2 397 84 (参考)自己資本 19年3月期 84,619百万円 18年3月期 86,219百万円

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項

上記の業績予想は、現状の分析や業績等に影響を与える諸要因の動向等を勘案して作成しておりますが、実際の業 績は様々な要因により上記業績予想と異なる場合が多いことをご了解ください。

(3)

1.経営成績

(1) 経営成績に関する分析

① 当期の経営成績

 当連結会計年度におけるわが国経済は、好調な輸出や設備投資に支えられ景気の回復が続いてお

りますが、成長率は低く、業種間・地域間では格差が見られます。また、所得の伸び悩みや社会保

障制度・税制に関する将来への不安などによる個人消費の低迷もあり、金利の上昇や原油価格の高

止まりなどと合わせ先行き不透明な状況にあります。

 このような状況下、当社グループにおきましては、酒類・食品部門では、焼酎や飲料の落ち込み

により減収となりましたが、バイオ部門においてはClontech Laboratories, Inc.(以下、クロン

テック社)製品売上の通期寄与などにより増収となりましたので、連結売上高は前期比101.2%の

198,535百万円となりました。

 売上原価につきましては、継続的なコストダウンに努めましたが、一方では粗留アルコールなど

の原材料価格の高騰や商品構成の変化による原価率の上昇などにより、売上総利益は前期比100.3%

の76,210百万円となりました。

 販売費及び一般管理費では、ここ数年増加を続けていた酒類の販売促進費を、徹底した利益マネ

ジメントによる効率的な投下により削減いたしました。また宝酒造株式会社の飲料事業撤退もあり、

販売促進費全体でも前期に比べ大幅に減少いたしました。この結果、連結範囲の増加による人件費

等の増加がありましたものの、既存会社でのコスト削減効果もあり、営業利益は前期比129.3%の

7,660百万円と大幅な増益となりました。

 さらに営業外損益で受取利息の増加や持分法投資損益の改善があったことにより、経常利益も前

期比132.3%の7,846百万円と大幅な増益となりました。

 特別損益では、投資有価証券売却益や飲料事業撤退による事業再編損失などがありましたが、前

連結会計年度は持分変動利益などにより特別利益が特別損失を大幅に上回っていたため、当期純利

益は前期比79.1%の4,208百万円の減益となりました。

 事業の種類別セグメントの状況は次のとおりであります。

(酒類・食品セグメント) 

 当社グループの主たる事業である酒類・食品業界は、飲酒人口の減少や消費者の嗜好の多様化に

加え、冷夏、暖冬の影響もあり総じて低調に推移いたしました。また近年の規制緩和に端を発した

流通市場の再編などもあり、販売競争はますます激化しております。

 当セグメントの製品別売上状況などは次のとおりであります。

〔酒類〕

焼酎

 従来より取り組んでいる高付加価値本格焼酎群の育成が順調に進んでおります。特に「一刻者

(いっこもん)」は芋100%焼酎の高品質ブランドとしてその地位をより堅固なものにし、商品ライ

ンナップの拡充と併せ、大幅な増加となりました。

 一方、甲類焼酎は市場全体の飽和感もあり、「純」、「JAPAN」などのニュータイプ焼酎が

大幅に減少し、飲用甲類焼酎につきましても若干の減少となりました。

 以上の結果、焼酎全体の連結売上高は前期比98.0%の78,017百万円となりました。

ソフトアルコール飲料

 ロングセラー商品の「canチューハイ<レモン>」はコンビニエンスストアや駅売店等で、本

物のチューハイとしてその存在感を示しております。また本年3月には果実を直搾りしたストレー

ト混濁果汁のチューハイ「直搾り」を新発売し、好調な滑り出しを見せております。

(4)

 一方、海外市場では米国子会社、中国子会社ともに順調に売上を拡大しており、円安の影響も含

め、売上高は増加いたしました。

 以上の結果、清酒全体の連結売上高は前期比96.9%の24,180百万円となりました。

その他酒類

 英国子会社でウイスキー原酒の販売が好調に推移いたしましたので、国内で中国酒やワインが減

少しましたものの、その他酒類の売上高は前期比105.0%の10,711百万円となりました。 

 以上の結果、酒類合計の連結売上高は前期比98.1%の132,241百万円と前期に比べ2,553百万円の

減収となりました。

〔調味料〕

 宝酒造株式会社では昨年4月より、中食市場をターゲットとした専門組織を立ち上げ、家庭用、

業務用(外食)に加え、今後ますます伸長が予想される中食市場への積極的対応を図りました。

 調味料全体では、みりん、だし調味液などが減少いたしましたが、料理用清酒が増加したため、

連結売上高は前期比101.6%の21,192百万円となりました。

〔飲料〕

 飲料事業では、昨年9月に宝酒造株式会社の飲料事業撤退を決定するとともに、宝ヘルスケア株

式会社を設立し飲料事業の再編を実施いたしました。これにより、タカラバイオ株式会社の独自技

術に基づく開発力と宝ヘルスケア株式会社の機能性食品に特化した企画・営業力により、グループ

のシナジーを最大限に発揮すべく、機能性食品事業の新たなスタートを切りました。

 この再編により、機能性食品以外の清涼飲料の売上がなくなりましたので、飲料全体の連結売上

高は前期比57.6%の7,098百万円と大きく減少いたしました。

〔原料用アルコール等〕

 昨年4月よりの原料用アルコールの販売自由化を受け、積極的に新規取引先の開拓に努めました

結果、売上数量は大幅に増加いたしました。また原料価格高騰を反映した販売価格の改定も実施い

たしました。

 以上の結果、原料用アルコール等の連結売上高は前期比148.4%の5,774百万円と大幅な増加とな

りました。

 以上に酒類・食品セグメントに属している物流事業等の外販売上7,335百万円を加えた当セグメ

ント全体の連結外部売上高は前期比98.6%の173,642百万円となり、セグメント売上高は前期比98.6%

の174,143百万円となりました。営業利益は、原材料価格上昇や、製品構成の変化による原価率の

上昇があったものの、販売促進費の削減や、飲料事業撤退に伴う費用減少により前期比107.3%の

8,157百万円となりました。

(バイオセグメント)

 バイオセグメントでは長年培われたバイオテクノロジーを活用し、遺伝子工学研究分野、遺伝子

医療分野、医食品バイオ分野の3つの領域に経営資源を集中し、事業を推進しております。

遺伝子工学研究分野

 バイオテクノロジー関連分野の研究開発活動がますます広がりを見せるなか、こうした研究開発

活動を支援する製品・商品やサービスを中心に展開する当分野をコアビジネスと位置づけておりま

す。

 当期も、バイオテクノロジーを利用した新製品・新技術開発競争の激化等の厳しい状況が続いて

おりますが、当分野の連結売上高は前期を上回りました。

 品目別売上高の状況は、主力製品である研究用試薬は前期に買収したクロンテック社の連結等も

あり前期を大きく上回ることができました。理化学機器では、リアルタイムPCR装置や質量分析

装置が好調に推移し、対前期比で増加いたしました。また、受託業務では、遺伝子解析受託の売上

が好調で、抗体関連受託も対前期比で増加したことなどにより、連結売上高は前期を上回りまし

た。

遺伝子医療分野 

(5)

素等の自社技術をベースにしたアジアにおけるがんとエイズの遺伝子治療の臨床開発を進めており

ます。

 当分野の連結売上高は、臨床検査用の受託等の売上が増加したことから前期に比べ大幅な増収と

なりました。

医食品バイオ分野

 当分野では、食から医という「医食同源」のコンセプトに基づき、独自の先端バイオテクノロ

ジーを駆使して日本人が古来常食してきた食物の科学的根拠を明確にした機能性食品素材の開発、

製造および販売を行っており、昆布由来のフコイダン関連製品、寒天関連製品、キノコ関連製品お

よび明日葉関連製品を中心に事業を展開しております。

 なお、キノコ関連製品の売上は増加したものの、健康志向食品の外部販売を平成18年10月より新

設した「その他」セグメントの宝ヘルスケア株式会社に移管した結果、当分野の連結売上高は減少

いたしました。

 以上の結果、当セグメントの連結外部売上高は前期比124.8%の20,574百万円となり、セグメント

売上高は同126.9%の20,982百万円となりました。営業損益では、売上高の増加および原価率の低下

による売上総利益の増加が、販売費及び一般管理費の増加を上回ったため、営業損益は大幅に改善

し205百万円の営業損失(前期は1,476百万円の営業損失)となりました。

(その他)

 その他のセグメントは機能性食品事業、印刷事業、情報通信事業および不動産賃貸事業が中心で

ありますが、その連結売上高は前期比122.7%の4,318百万円となりました。一方、当セグメントに

属する連結子会社である川東商事株式会社の容器事業を、酒類・食品セグメントのタカラ容器株式

会社へ移管・集中したことにより、セグメント間の売上を含めたセグメント売上高は前期比93.1%

の11,148百万円となりました。この結果、営業利益も前期比69.9%の485百万円となりました。

② 次期の見通し

 当社グループでは、平成17年4月より第6次中期経営計画をスタートしており、次期は中期経営

計画3か年の最終年度となります。

 酒類・食品セグメントでは、飲料事業撤退に伴い、セグメント名称を「酒類・調味料セグメン

ト」へ変更するとともに、長崎運送株式会社を連結の範囲に加えたことにより比重の増加した物流

事業を独立したセグメントとする予定です。

 酒類・調味料セグメントでは、原材料価格の高騰による収益の圧迫や、販売競争の激化が続く事

が予想されます。このような状況のもと、当社グループでは中期経営計画で掲げた国内酒類事業の

収益力を高めるとともに、国内非酒類事業および海外事業へ積極的に挑戦してまいります。

 酒類では、焼酎やソフトアルコールで、シェア獲得優先の販売戦略から利益マネジメントによる

利益優先の販売戦略への転換をさらに推し進めます。また、高付加価値本格焼酎「一刻者(いっこ

もん)」のさらなる飛躍や、新たな高付加価値商品の育成を目指します。

 調味料では、低温流通への取り組みにより中食市場への深耕を図るなど、業態、ユーザーに応じ

たきめ細かな営業活動で増収を目指します。

 原料用アルコールでは、新規に獲得したユーザーの定着と、今後予想される価格競争への対応を

適切に行い、原料価格の高騰を吸収し増益を目指します。

 

(6)

③ 中期経営計画等の進捗状況

 当社グループが平成17年5月に発表した第6次中期経営計画の数値目標は、平成20年3月期連結

売上高2,100億円、連結経常利益100億円以上、3か年累計の連結営業キャッシュ・フロー300億円

以上の創出であります。上記「②次期の見通し」に記載した中期経営計画最終年度の予想金額は連

結売上高、連結経常利益ともに中期経営計画には届かない見通しであります。

 売上高未達につきましては、飲料事業撤退によるものと、焼酎、ソフトアルコールの販売政策の

利益志向への転換による売上の減少を見込んでいることが主な要因であります。経常利益未達につ

きましては、酒類部門で販売競争激化による利益率の低下や、原材料高騰による原価率アップが吸

収できなかったことなどが主な要因であります。

 また連結営業キャッシュ・フローにつきましては概ね達成見込みであります。

(2) 財政状態に関する分析

① 資産、負債及び純資産の状況

 当連結会計年度末における流動資産は112,666百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,096百万

円増加いたしました。増加の主な内訳は、余資運用による有価証券(コマーシャル・ペーパー)お

よびその他流動資産(信託受益権)の増加であります。固定資産では有形固定資産が、減価償却に

比べ新規投資が少なかったため減少いたしました。以上の結果、総資産は213,393百万円とほぼ前

期並みとなりました。

 流動負債は、1年内償還予定となった社債5,000百万円や、連結会計年度末日が休日だったこと

による未払酒税の増加などにより6,570百万円増加し、52,176百万円となりました。また支払手形

及び買掛金が減少し、未払費用が同程度増加しておりますが、一部子会社の債務支払方法の変更に

よるもので、実質的な変動はありません。固定負債は社債の流動負債への振替や有価証券の時価評

価差額の減少による繰延税金負債の減少により7,081百万円減少し45,646百万円となりました。以

上の結果、負債合計は97,823百万円とほぼ前期並みとなりました。

 少数株主持分を除いた純資産(自己資本)は、利益剰余金の積み上げと、その他有価証券評価差

額金の減少がありましたが、前連結会計年度末における資本合計とほぼ同額の102,507百万円とな

りました。

 次期の財政状態に関しましては、有形・無形固定資産で58億円の減価償却を見込んでおりますが、

設備投資で57億円を予定しております。また負債では平成19年7月に社債の償還50億円があります。

純資産は当期純利益40億円から配当支出16億円を控除した残額が増加する見込みであります。

② キャッシュ・フローの状況

 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益7,660百万円、減価償却費5,710

百万円に加え、飲料事業撤退などによる売上債権の減少1,333百万円や、連結会計年度末日が休日

だったことによる未払酒税の増加1,433百万円などがありましたので、法人税等の支払額3,362百万

円控除後で12,782百万円の収入と前期に比べ大幅な増加となりました。

 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形・無形固定資産の取得による支出3,960百万円、投

資有価証券の取得による支出3,988百万円などにより7,526百万円の支出となりました。クロンテッ

ク社の取得による支出の大きかった前期に比べ大幅な支出減少となりました。

 財務活動によるキャッシュ・フローは、コマーシャル・ペーパーの発行・償還(同額)によるも

のを除けば、配当金の支払額1,949百万円以外に大きなものはなく1,558百万円の支出となりました。

344百万円の収入があった前期に比べ、差引1,902百万円のキャッシュ・フロー減少となりまし

た。

 以上の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は前期より3,899百万円増加し29,601

百万円となりました。

(7)

(参考) キャッシュ・フロー関連資料の推移

 

平成17年3月期

平成18年3月期

平成19年3月期

自己資本比率(%)

46.9

47.9

48.0

時価ベースの自己資本比率(%)

84.9

73.4

84.4

キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)

538.7

633.2

305.8

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)

13.3

11.8

24.3

自己資本比率:(純資産合計-少数株主持分)/ 総資産

時価ベースの自己資本比率:株式時価総額 / 総資産

キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債 / 営業キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー / 利払い

(注1)各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。

(注2)株式時価総額は、自己株式を除く期末発行済株式数をベースに算出しております。

(注3)営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によって得られるキャッ

シュ・フローを使用しております。

(注4)有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債

を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支

払額を使用しております。

(3) 利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

 当社は、長期的な視野に立ったTaKaRaグループ全体の事業基盤の強化と企業価値を向上させるこ

とによって、株主利益を増大させることを目指すとともに、株主の皆様に安定的な配当の継続と、

将来に備えるために必要な内部留保の充実とを念頭に置き、利益配分を行うことを基本としており

ます。また当社は持株会社であり、子会社からの配当が収益に大きな影響を与えますが、連結子会

社からの配当は、通常各社の利益の発生の翌年度となることから、当社単体の利益ではなく連結利

益水準などに基づき配当を決定しております。

 当期の配当につきましては1株につき7円50銭を予定しております。この結果、連結配当性向は

38.6%となります。なお前期は創立80周年記念配当がありましたが、連結配当性向は36.9%でありま

した。

 次期の配当につきましては5ページの「(1)経営成績に関する分析②次期の見通し」に記載の利

益を前提に、当期と同じく1株につき7円50銭を予定しております。

内部留保した資金については、グループ各社の経営基盤と事業収益力の強化のための財務体質の強

化ならびに販売体制や研究開発体制及び生産体制の整備・拡充等に向けて積極的に活用し、グルー

プ全体の企業価値の向上に努めます。

2.企業集団の状況

最近の有価証券報告書(平成18年6月29日提出)における「事業系統図(事業の内容)」及び

「関係会社の状況」から重要な変更がないため開示を省略しております。

3.経営方針

(8)

4.連結財務諸表

(1)連結貸借対照表

前連結会計年度 (平成18年3月31日)

当連結会計年度

(平成19年3月31日) 対前年比

区分 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%) (百万円)増減

(資産の部)

Ⅰ 流動資産

1.現金及び預金 22,703 22,778

2.受取手形及び売掛金 51,630 51,274

3.有価証券 4,370 6,690

4.たな卸資産 25,188 25,436

5.繰延税金資産 2,288 2,150

6.その他 2,504 4,492

貸倒引当金 △116 △156

流動資産合計 108,569 51.1 112,666 52.8 4,096

Ⅱ 固定資産

1.有形固定資産

(1)建物及び構築物 41,050 40,773

減価償却累計額 22,676 18,373 23,752 17,020

(2)機械装置及び運搬具 74,044 75,787

減価償却累計額 57,715 16,329 61,136 14,651

(3)土地 14,003 14,825

(4)建設仮勘定 359 401

(5)その他 13,113 12,580

減価償却累計額 10,132 2,980 9,935 2,645

有形固定資産合計 52,046 24.5 49,544 23.2 △2,502

2.無形固定資産

(1)営業権 3,186 -

(2)のれん - 3,002

(3)その他 3,330 3,905

無形固定資産合計 6,516 3.1 6,908 3.2 392

3.投資その他の資産

(1)投資有価証券 37,498 36,970

(2)繰延税金資産 1,719 2,186

(3)その他 6,627 5,664

貸倒引当金 △511 △547

投資その他の資産合計 45,333 21.3 44,273 20.8 △1,059

固定資産合計 103,896 48.9 100,726 47.2 △3,169

(9)

前連結会計年度 (平成18年3月31日)

当連結会計年度

(平成19年3月31日) 対前年比

区分 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%) (百万円)増減

(負債の部)

Ⅰ 流動負債

1.支払手形及び買掛金 15,928 13,558

2.短期借入金 4,794 4,903

3.1年内に償還予定の社債 - 5,000

4.未払酒税 8,852 10,288

5.未払費用 4,872 7,354

6.未払法人税等 1,598 1,677

7.賞与引当金 2,004 2,017

8.役員賞与引当金 - 33

9.販売促進引当金 1,496 1,366

10.その他 6,058 5,976

流動負債合計 45,605 21.5 52,176 24.4 6,570

Ⅱ 固定負債

1.社債 20,000 15,000

2.長期借入金 5,590 5,739

3.繰延税金負債 10,524 8,315

4.退職給付引当金 8,141 8,690

5.役員退職慰労引当金 729 -

6.預り金 7,581 7,043

7.連結調整勘定 132 -

8.その他 28 857

固定負債合計 52,728 24.8 45,646 21.4 △7,081

(10)

前連結会計年度 (平成18年3月31日)

当連結会計年度

(平成19年3月31日) 対前年比

区分 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%) (百万円)増減

(少数株主持分)

少数株主持分 12,293 5.8 - - △12,293

(資本の部)

Ⅰ 資本金 13,226 6.2 - - △13,226

Ⅱ 資本剰余金 3,205 1.5 - - △3,205

Ⅲ 利益剰余金 72,113 33.9 - - △72,113

Ⅳ その他有価証券評価差額金 13,902 6.5 - - △13,902

Ⅴ 為替換算調整勘定 321 0.2 - - △321

Ⅵ 自己株式 △930 △0.4 - - 930

資本合計 101,839 47.9 - - △101,839

負債、少数株主持分及び

資本合計 212,466 100.0 - - △212,466

(純資産の部)

Ⅰ 株主資本

1.資本金 - - 13,226 6.2 13,226

2.資本剰余金 - - 3,205 1.5 3,205

3.利益剰余金 - - 74,308 34.8 74,308

4.自己株式 - - △972 △0.4 △972

株主資本合計 - - 89,767 42.1 89,767

Ⅱ 評価・換算差額等

1.その他有価証券評価差額金 - - 11,644 5.5 11,644

2.繰延ヘッジ損益 - - 5 0.0 5

3.為替換算調整勘定 - - 1,090 0.5 1,090

評価・換算差額等合計 - - 12,740 6.0 12,740

Ⅲ 少数株主持分 - - 13,062 6.1 13,062

純資産合計 - - 115,570 54.2 115,570

(11)

(2)連結損益計算書

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

対前年比

区分 金額(百万円) 百分比(%) 金額(百万円) 百分比(%) (百万円)増減

Ⅰ 売上高 196,119 100.0 198,535 100.0 2,416

Ⅱ 売上原価 120,132 61.3 122,325 61.6 2,193

売上総利益 75,986 38.7 76,210 38.4 223

Ⅲ 販売費及び一般管理費

運送費 6,538 6,056

広告宣伝費 3,634 3,642

販売促進費 33,133 31,068

販売促進引当金繰入 1,496 1,366

貸倒引当金繰入 - 44

従業員給料・賃金及び賞与 7,775 8,796

賞与引当金繰入 1,168 1,198

退職給付費用 535 446

役員賞与引当金繰入 - 33

役員退職慰労引当金繰入 110 -

減価償却費 961 892

研究開発費 3,574 3,593

その他 11,134 70,062 35.7 11,410 68,550 34.5 △1,512

営業利益 5,924 3.0 7,660 3.9 1,736

Ⅳ 営業外収益

1.受取利息 67 139

2.受取配当金 274 314

3.受託研究補助金 202 154

4.為替差益 122 -

5.その他 510 1,176 0.6 578 1,186 0.6 10

Ⅴ 営業外費用

1.支払利息 523 524

2.たな卸資産廃棄・欠減損 352 224

3.その他 293 1,169 0.6 252 1,000 0.5 △168

(12)

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

対前年比

区分 金額(百万円) 百分比(%) 金額(百万円) 百分比(%) (百万円)増減

Ⅵ 特別利益

1.固定資産売却益 1,609 -

2.投資有価証券売却益 - 852

3.持分変動利益 3,564 198

4.商標権等売却益 - 168

5.その他 58 5,231 2.7 402 1,622 0.8 △3,609

Ⅶ 特別損失

1.固定資産売却・除却損 730 479

2.投資有価証券評価損 674 187

3.過年度販売促進引当金繰入 1,393 -

4.事業再編損失 - 657

5.貸倒引当金繰入 - 196

6.その他 488 3,287 1.7 285 1,807 0.9 △1,479

税金等調整前当期純利益 7,876 4.0 7,660 3.9 △215

法人税、住民税及び事業税 3,446 3,731

法人税等調整額 △634 2,811 1.4 △408 3,322 1.7 511

少数株主利益又は少数株主

損失(△) △256 △0.1 129 0.1 385

(13)

(3)連結剰余金計算書及び連結株主資本等変動計算書 連結剰余金計算書

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

区分 金額(百万円)

(資本剰余金の部)

Ⅰ 資本剰余金期首残高 3,158

Ⅱ 資本剰余金増加高

1.自己株式処分差益 47 47

Ⅲ 資本剰余金期末残高 3,205

(利益剰余金の部)

Ⅰ 利益剰余金期首残高 68,510

Ⅱ 利益剰余金増加高

1.当期純利益 5,320 5,320

Ⅲ 利益剰余金減少高

1.配当金 1,623

2.役員賞与 93

3.自己株式処分差損 - 1,717

(14)

連結株主資本等変動計算書

当連結会計年度(自 平成18年4月1日 至 平成19年3月31日) 株主資本

資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 平成18年3月31日 残高

(百万円) 13,226 3,205 72,113 △930 87,615 連結会計年度中の変動額

剰余金の配当(注) △1,950 △1,950

役員賞与(注) △63 △63

当期純利益 4,208 4,208

自己株式の取得 △44 △44

自己株式の処分 △0 2 2

関連会社に対する持分比率増加

による自己株式の変動 △0 △0

株主資本以外の項目の連結会計 年度中の変動額(純額) 連結会計年度中の変動額合計

(百万円) - △0 2,194 △42 2,152

平成19年3月31日 残高

(百万円) 13,226 3,205 74,308 △972 89,767

評価・換算差額等

少数株主持分 純資産合計 その他

有価証券 評価差額金

繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定 評価・換算差額等合計 平成18年3月31日 残高

(百万円) 13,902 - 321 14,223 12,293 114,132 連結会計年度中の変動額

剰余金の配当(注) △1,950

役員賞与(注) △63

当期純利益 4,208

自己株式の取得 △44

自己株式の処分 2

関連会社に対する持分比率増加

による自己株式の変動 △0

株主資本以外の項目の連結会計

年度中の変動額(純額) △2,257 5 768 △1,483 769 △714 連結会計年度中の変動額合計

(百万円) △2,257 5 768 △1,483 769 1,437 平成19年3月31日 残高

(15)

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

対前年比

区分 金額(百万円) 金額(百万円) (百万円)増減

Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー

税金等調整前当期純利益 7,876 7,660

減価償却費 5,910 5,710

退職給付引当金の増減額(減少:△) 516 △22

役員退職慰労引当金の増減額(減少:

△) 75 △729

貸倒引当金の増減額(減少:△) △17 102

賞与引当金の増減額(減少:△) △88 △9

役員賞与引当金の増減額(減少:△) - 33

販売促進引当金の増減額(減少:△) 1,496 △129

受取利息及び受取配当金 △342 △453

支払利息 523 524

持分法による投資損益(利益:△) 22 -

固定資産売却益 △1,609 -

投資有価証券売却益 △18 △852

持分変動利益 △3,564 △198

固定資産売却・除却損 730 479

投資有価証券評価損 674 187

売上債権の増減額(増加:△) △555 1,333

たな卸資産の増減額(増加:△) △24 245

その他流動資産の増減額(増加:△) △297 465

仕入債務の増減額(減少:△) △462 △2,751

未払酒税の増減額(減少:△) △727 1,433

未払消費税等の増減額(減少:△) 387 380

その他 634 2,773

小計 11,139 16,182 5,042

利息及び配当金の受取額 363 488

利息の支払額 △527 △525

法人税等の支払額 △4,765 △3,362

(16)

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

対前年比

区分 金額(百万円) 金額(百万円) (百万円)増減

投資有価証券の取得による支出 △443 △3,988

投資有価証券の売却による収入 21 635

関係会社株式・出資金の取得による支出 △239 △13

関係会社株式・出資金の売却による収入 - 554

連結範囲の変更を伴う子会社株式・出資

金の取得による支出 △7,126 △574

その他 △828 △377

投資活動によるキャッシュ・フロー △12,687 △7,526 5,160

Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー

短期借入金の純増減額(減少:△) △225 -

長期借入れによる収入 5,000 150

長期借入金の返済による支出 △818 △148

社債の償還による支出 △5,000 -

新株予約権付社債の発行による収入 4,993 -

コマーシャル・ペーパーの発行による収

入 11,000 6,000

コマーシャル・ペーパーの償還による支

出 △11,000 △6,000

少数株主に対する株式の発行による収入 620 473

配当金の支払額 △1,626 △1,949

少数株主への配当金の支払額 △35 △39

自己株式の取得による支出 △2,490 -

連結子会社による当該連結子会社株式の

取得による支出 △363 -

その他 288 △44

財務活動によるキャッシュ・フロー 344 △1,558 △1,902

Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 232 137 △95

Ⅴ 現金及び現金同等物の増減額(減少額:

△) △5,898 3,835 9,733

Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高 28,151 25,701 △2,449

Ⅶ 新規連結による現金及び現金同等物の増加

額 - 64 64

Ⅷ 株式交換による現金及び現金同等物の増加

額 3,448 - △3,448

(17)

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

項目

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

1.連結の範囲に 関する事項

 連結子会社は次の29社であります。  宝酒造株式会社

 タカラ物流システム株式会社  ティービー株式会社

 株式会社ラック・コーポレーション  タカラ物産株式会社

 タカラ容器株式会社

 株式会社トータルマネジメントビジネス  USA TAKARA HOLDING COMPANY(米国)  TAKARA SAKE USA INC.(米国)  AADC HOLDING COMPANY,INC.(米国)  AGE INTERNATIONAL,INC.(米国)

 THE TOMATIN DISTILLERY CO.,LTD.(英国)  J&W HARDIE LTD.(英国)

 宝酒造食品有限公司(旧北京宝酒造醸造有限 公司)(中国)

 上海宝酒造貿易有限公司(中国)

 SINGAPORE TAKARA PTE LTD.(シンガポール)  タカラバイオ株式会社

 瑞穂農林株式会社

 有限会社タカラバイオファーミングセンター  宝生物工程(大連)有限公司(中国)  Takara Bio Europe S.A.S.(仏国)  Takara Korea Biomedical Inc.(韓国)  Takara Mirus Bio,Inc.(米国)

 宝日医生物技術(北京)有限公司(中国)  Takara Bio USA Holdings Inc.(米国)  Clontech Laboratories, Inc.(米国)  大平印刷株式会社

 宝ネットワークシステム株式会社  川東商事株式会社

 連結子会社は次の33社であります。  宝酒造株式会社

 タカラ物流システム株式会社  ティービー株式会社

長崎運送株式会社 小牧醸造株式会社

 株式会社ラック・コーポレーション  タカラ物産株式会社

 タカラ容器株式会社

 株式会社トータルマネジメントビジネス  USA TAKARA HOLDING COMPANY(米国)  TAKARA SAKE USA INC.(米国)  AADC HOLDING COMPANY,INC.(米国)  AGE INTERNATIONAL,INC.(米国)

 THE TOMATIN DISTILLERY CO.,LTD.(英国)  J&W HARDIE LTD.(英国)

 宝酒造食品有限公司(中国)  上海宝酒造貿易有限公司(中国)

 SINGAPORE TAKARA PTE LTD.(シンガポール)  タカラバイオ株式会社

 瑞穂農林株式会社

 有限会社タカラバイオファーミングセンター 株式会社きのこセンター金武

 宝生物工程(大連)有限公司(中国)  Takara Bio Europe S.A.S.(仏国)  Takara Korea Biomedical Inc.(韓国)  Takara Mirus Bio,Inc.(米国)

 宝日医生物技術(北京)有限公司(中国)  Takara Bio USA Holdings Inc.(米国)  Clontech Laboratories, Inc.(米国) 宝ヘルスケア株式会社

 大平印刷株式会社

 宝ネットワークシステム株式会社  川東商事株式会社

 上記のうち、有限会社タカラバイオファーミ ングセンター及びClontech Laboratories, Inc. については、当連結会計年度において他者の持 分又は株式を買い取ったことにより、Takara Bio USA Holdings Inc.については、当連結会計 年度において設立されたことにより、また、川 東商事株式会社については、当連結会計年度に おいて株式交換により当社の完全子会社となっ たことにより、それぞれ新たに連結の範囲に加 えたものであります。

 非連結子会社は株式会社マルオカ1社であり ます。

 上記のうち、長崎運送株式会社については、 当連結会計年度において株式を取得したことに より、宝ヘルスケア株式会社及び株式会社きの こセンター金武については、当連結会計年度に おいて設立されたことにより、また、小牧醸造 株式会社については、当連結会計年度において 実質的な支配力が強まったことにより、それぞ れ新たに連結の範囲に加えたものであります。  非連結子会社は株式会社マルオカ1社であり ます。

(18)

項目

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

2.持分法の適用 に関する事項

持分法適用会社は小牧醸造株式会社、 MUTUAL TRADING CO.,INC.(米国)、ミズマチ・ タカラバイオ株式会社、ViroMed Co.,Ltd.(韓 国)、Pulmuone-Takara Agri Co.,Ltd.(韓 国)、日本合成アルコール株式会社及び日新酒 類株式会社の7社であります。

 なお、川東商事株式会社については、「1.連 結の範囲に関する事項」に記載のとおり、株式 交換により当社の完全子会社となったため当連 結会計年度末では持分法適用の範囲から除いて おりますが、関連会社であった期間中は持分法 で評価しております。

 非連結子会社である株式会社マルオカ及び関 連会社3社(株式会社宝友他)に対する投資につ いては、これらの会社の当期純損益及び利益剰 余金等のうち持分に見合う額の合計額の連結純 損益及び連結利益剰余金等に与える影響がいず れも軽微でありますので、持分法を適用せず原 価法で評価しております。

 持分法適用会社のうち、決算日が連結決算日 と異なる会社については、各社の事業年度に係 る財務諸表を使用しております。

 持分法適用会社はMUTUAL TRADING CO.,INC. (米国)、ミズマチ・タカラバイオ株式会社、 ViroMed Co.,Ltd.(韓国)、Pulmuone-Takara Agri Co.,Ltd.(韓国)、日本合成アルコール株 式会社及び日新酒類株式会社の6社でありま す。

 なお、小牧醸造株式会社については、「1.連 結の範囲に関する事項」に記載のとおり、実質 的な支配力が強まったことにより連結の範囲に 加えたため、当連結会計年度末では持分法適用 の範囲から除いておりますが、関連会社であっ た期間中は持分法で評価しております。  非連結子会社である株式会社マルオカ及び関 連会社4社(株式会社宝友他)に対する投資につ いては、これらの会社の当期純損益及び利益剰 余金等のうち持分に見合う額の合計額の連結純 損益及び連結利益剰余金等に与える影響がいず れも軽微でありますので、持分法を適用せず原 価法で評価しております。

 持分法適用会社のうち、決算日が連結決算日 と異なる会社については、各社の事業年度に係 る財務諸表を使用しております。

3.連結子会社の 事業年度等に 関する事項

 連結子会社のうち、海外子会社の決算日は、 12月31日であり、連結決算日と異なっておりま す。連結財務諸表の作成に当たっては、連結決 算日との差異が3か月以内であるため、それぞ れの決算日に係る財務諸表を使用し、連結決算 日との間に生じた重要な取引については、連結 上必要な調整を行っております。

同左

4.会計処理基準 に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法 ① 有価証券

イ.満期保有目的の債券 償却原価法(定額法)

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法 ① 有価証券

イ.満期保有目的の債券 同左

ロ.その他有価証券 時価のあるもの

決算日の市場価格等に基づく時価法 (評価差額は全部資本直入法により処理 し、売却原価は移動平均法により算定)

ロ.その他有価証券 時価のあるもの

決算日の市場価格等に基づく時価法 (評価差額は全部純資産直入法により 処理し、売却原価は移動平均法により 算定)

時価のないもの

移動平均法による原価法

時価のないもの 同左

② たな卸資産

主として、総平均法による原価法によって おります。

② たな卸資産

(19)

項目

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

4.会計処理基準に 関する事項

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法 ① 有形固定資産

主として定率法によっております。 なお、主な耐用年数は以下のとおりであり

ます。

建物及び構築物    3~50年 機械装置及び運搬具  4~15年

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法 ① 有形固定資産

同左

② 無形固定資産

定額法によっております。

なお、米国連結子会社は、米国財務会計基 準審議会基準書第142号「営業権及びその 他の無形固定資産」を適用しております。

② 無形固定資産 同左

(3) 重要な引当金の計上基準 ① 貸倒引当金

 債権の貸倒れによる損失に備えるため、 一般債権については貸倒実績率により、貸 倒懸念債権等特定の債権については個別に 回収可能性を検討し、回収不能見込額を計 上しております。

(3) 重要な引当金の計上基準 ① 貸倒引当金

同左

② 賞与引当金

 当社及び国内連結子会社は従業員に対し て支給する賞与の支出に充てるため、支給 見込額に基づき計上しております。

② 賞与引当金

同左

────── ③ 役員賞与引当金

一部の国内連結子会社において、役員に 対する賞与の支給に充てるため、支給見込 額に基づき計上しております。

(会計方針の変更)

当連結会計年度より、「役員賞与に関す る会計基準」(企業会計基準第4号 平成17 年11月29日)を適用しております。 これにより、営業利益、経常利益及び税 金等調整前当期純利益は、それぞれ33百万 円減少しております。

なお、セグメント情報に与える影響は、 「セグメント情報」に記載しております。 ③ 販売促進引当金

 製品の販売奨励のため支出する費用に充 てるため、連結子会社である宝酒造株式会 社で把握した小売店等の仕入数量に過去の 実績単価を乗じて算出した額を計上してお ります。

④ 販売促進引当金 同左

(追加情報)

 販売促進費については、従来、金額確定 時に費用処理しておりましたが、発生額を 合理的に見積もることができる体制の整備

──────  

(20)

項目

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

4.会計処理基準に 関する事項

④ 退職給付引当金

 従業員の退職給付に備えるため、当連結 会計年度末における退職給付債務及び年金 資産の見込額に基づき計上しております。  なお、数理計算上の差異は、各連結会計 年度の発生時における従業員の平均残存勤 務期間以内の一定の年数(主として15年) による定額法により按分した額を、それぞ れ発生の翌連結会計年度から費用処理して おります。

⑤ 退職給付引当金 同左

⑤ 役員退職慰労引当金

 当社及び一部の国内連結子会社は、取締 役、監査役及び執行役員に対する退職慰労 金の支給に備えるため、内規に基づく期末 要支給額の100%相当額を計上しております。

⑥ 役員退職慰労引当金 ──────

(追加情報)

当社並びに連結子会社である宝酒造株式会 社及びタカラバイオ株式会社は、平成18年6 月の各社の定時株主総会終結の時をもって役 員退職慰労引当金制度を廃止するとともに、 取締役又は監査役退任時に制度廃止日までの 在任期間に応じた役員退職慰労金を支給する ことといたしました。これに伴い、制度廃止 日における役員退職慰労金相当額を固定負債 の「その他」に含めて表示しております。

(4) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨へ の換算の基準

 外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物 為替相場により円貨に換算し、換算差額は営 業外損益として処理しております。なお、在 外子会社等の資産及び負債は、決算日の直物 為替相場により円貨に換算し、収益及び費用 は期中平均相場により円貨に換算し、換算差 額は少数株主持分及び資本の部における為替 換算調整勘定に含めております。

(4) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨へ の換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物 為替相場により円貨に換算し、換算差額は営 業外損益として処理しております。なお、在 外子会社等の資産及び負債は、決算日の直物 為替相場により円貨に換算し、収益及び費用 は期中平均相場により円貨に換算し、換算差 額は純資産の部における為替換算調整勘定及 び少数株主持分に含めております。 (5) 重要なリース取引の処理方法

 当社及び国内連結子会社は、リース物件の 所有権が借主に移転すると認められるもの以 外のファイナンス・リース取引については、 通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処 理によっております。

(21)

項目

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

4.会計処理基準に 関する事項

(6) 重要なヘッジ会計の方法 ① ヘッジ会計の方法

 繰延ヘッジ処理によっております。但し、 為替変動リスクのヘッジについて振当処理 の要件を充たしている場合には振当処理を 採用しております。

(6) 重要なヘッジ会計の方法 ① ヘッジ会計の方法

同左

② ヘッジ手段とヘッジ対象

 当連結会計年度にヘッジ会計を適用した ヘッジ手段とヘッジ対象は以下のとおりで あります。

ヘッジ手段 通貨スワップ、為替予約 ヘッジ対象 外貨建輸入取引、ロイヤル

ティ支払に伴う外貨建債務

② ヘッジ手段とヘッジ対象 同左

③ ヘッジ方針

 デリバティブ取引に関する内部規程に基 づき、ヘッジ対象に係る為替相場の変動リ スクを一定の範囲内でヘッジしております。

③ ヘッジ方針 同左

④ ヘッジ有効性評価の方法

 ヘッジ手段に関する重要な条件がヘッジ 対象と同一であり、ヘッジ開始時及びその 後においても継続して相場変動又はキャッ シュ・フローの変動が相殺されるものであ ると想定することができるため、ヘッジ有 効性の判定は省略しております。

④ ヘッジ有効性評価の方法 同左

(7) その他連結財務諸表作成のための重要な事 項

 消費税等の会計処理

 消費税及び地方消費税の会計処理は、税 抜方式によっております。

(7) その他連結財務諸表作成のための重要な事 項

 消費税等の会計処理

同左

5.連結子会社の 資産及び負債 の評価に関す る事項

 連結子会社の資産及び負債の評価については、 全面時価評価法を採用しております。

同左

6.連結調整勘定 の償却に関す る事項

 連結調整勘定の償却については、5年間の均 等償却を行っております。

──────

7.のれん及び負 ののれんの償 却に関する事 項

──────  のれん及び負ののれんの償却については、5 年間の均等償却を行っております。

8.利益処分項目 等の取扱いに 関する事項

 連結剰余金計算書は、連結会社の利益処分に ついて連結会計年度中に確定した利益処分に基 づいて作成しております。

──────

9.連結キャッ シュ・フロー 計算書におけ る資金の範囲

 手許現金、随時引出し可能な預金及び容易に 換金可能であり、かつ、価値の変動について僅 少なリスクしか負わない取得日から3か月以内 に償還期限の到来する短期投資からなっており

(22)

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

────── (貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準) 当連結会計年度より「貸借対照表の純資産の部の表示 に関する会計基準」(企業会計基準第5号 平成17年12 月9日) 及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する 会計基準等の適用指針」(企業会計基準適用指針第8号  平成17年12月9日) を適用しております。

従来の資本の部の合計に相当する金額は102,502百万 円であります。

なお、当連結会計年度における連結貸借対照表の純資 産の部については、連結財務諸表規則の改正に伴い、改 正後の連結財務諸表規則により作成しております。 (受取社宅使用料)

従来、当社及び国内連結子会社は、従業員の居住する 社宅にかかる費用(支払家賃など)を売上原価並びに販売 費及び一般管理費に計上し、従業員から受け取る社宅使 用料を営業外収益に計上しておりましたが、当連結会計 年度より、会社が負担する費用を明確にし、損益区分を より適正にするため、当該受取社宅使用料を売上原価並 びに販売費及び一般管理費から控除する処理に変更して おります。

この変更の結果、従来の方法によった場合に比べ、売 上原価は17百万円、販売費及び一般管理費は122百万円 それぞれ減少し、営業利益は140百万円増加しておりま すが、経常利益、税金等調整前当期純利益への影響はあ りません。

(23)

表示方法の変更

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

当連結会計年度 (自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

(連結貸借対照表)

無形固定資産の「営業権」は、当連結会計年度にお いて、その金額が資産総額の百分の一を超えましたの で、区分掲記したものであります。

 なお、前連結会計年度は無形固定資産の「その他」 に含めて表示しており、その金額は229百万円であり ます。

(連結貸借対照表)

前連結会計年度において区分掲記しておりました 「営業権」及び「連結調整勘定」は、連結財務諸表規 則の改正に伴い、当連結会計年度より合算して「のれ ん」と表示しております。

(連結損益計算書)

1.前連結会計年度において区分掲記しておりました営 業外収益の「受取社宅使用料」は、当連結会計年度に おいて、その金額が営業外収益の総額の百分の十以下 となりましたので、営業外収益の「その他」に含めて 表示しております。

 なお、その金額は99百万円であります。

2.営業外収益の「為替差益」は、当連結会計年度にお いて、その金額が営業外収益の総額の百分の十を超え ましたので、区分掲記したものであります。

 なお、前連結会計年度は営業外収益の「その他」に 含めて表示しており、その金額は60百万円であります。 3.前連結会計年度において区分掲記しておりました特

別利益の「投資有価証券売却益」は、当連結会計年度 において、その金額が特別利益の総額の百分の十以下 となりましたので、特別利益の「その他」に含めて表 示しております。

 なお、その金額は18百万円であります。

4.特別損失の「投資有価証券評価損」は、当連結会計 年度において、その金額が特別損失の総額の百分の十 を超えましたので、区分掲記したものであります。  なお、前連結会計年度は特別損失の「その他」に含 めて表示しており、その金額は18百万円であります。

(連結損益計算書)

1.前連結会計年度において区分掲記しておりました営 業外収益の「為替差益」は、当連結会計年度において、 その金額が営業外収益の総額の百分の十以下となりま したので、営業外収益の「その他」に含めて表示して おります。

 なお、その金額は68百万円であります。

2.前連結会計年度において区分掲記しておりました特 別利益の「固定資産売却益」は、当連結会計年度にお いて、その金額が特別利益の総額の百分の十以下とな りましたので、特別利益の「その他」に含めて表示し ております。

 なお、その金額は100百万円であります。

3.特別利益の「投資有価証券売却益」は、当連結会計 年度において、その金額が特別利益の総額の百分の十 を超えましたので、区分掲記したものであります。  なお、前連結会計年度は特別利益の「その他」に含 めて表示しており、その金額は18百万円であります。

(連結キャッシュ・フロー計算書)

 財務活動によるキャッシュ・フローの「自己株式の 取得による支出」は、当連結会計年度において、金額 的重要性が増したので、区分掲記したものであります。  なお、前連結会計年度は「その他」に含めて表示し ており、その金額は△67百万円であります。

(連結キャッシュ・フロー計算書)

1.営業活動によるキャッシュ・フローの「持分法によ る投資損益」は、金額的重要性が乏しくなったため、 「その他」に含めて表示しております。

 なお、当連結会計年度の「その他」に含まれている 「持分法による投資損益」は△63百万円であります。 2.営業活動によるキャッシュ・フローの「固定資産売

却益」は、当連結会計年度において、金額的重要性が 乏しくなったため、「その他」に含めて表示しており ます。

(24)

(セグメント情報)

a.事業の種類別セグメント情報

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

酒類・食品 (百万円)

バイオ (百万円)

その他 (百万円)

計 (百万円)

消去又は 全社 (百万円)

連結 (百万円)

Ⅰ 売上高及び営業損益

売上高

(1)外部顧客に対する

売上高 176,107 16,490 3,520 196,119 - 196,119 (2)セグメント間の内部

売上高又は振替高 518 43 8,455 9,017 (9,017) -

計 176,626 16,534 11,975 205,136 (9,017) 196,119

営業費用 169,020 18,010 11,282 198,313 (8,118) 190,194

営業利益又は営業損失

(△) 7,605 △1,476 693 6,823 (898) 5,924 Ⅱ 資産、減価償却費及び

資本的支出

資産 116,533 44,443 11,732 172,709 39,757 212,466

減価償却費 4,275 1,477 120 5,873 36 5,910

資本的支出 4,253 1,264 110 5,628 5 5,633

当連結会計年度 (自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

酒類・食品 (百万円)

バイオ (百万円)

その他 (百万円)

計 (百万円)

消去又は 全社 (百万円)

連結 (百万円)

Ⅰ 売上高及び営業損益

売上高

(1)外部顧客に対する

売上高 173,642 20,574 4,318 198,535 - 198,535 (2)セグメント間の内部

売上高又は振替高 501 407 6,829 7,738 (7,738) -

計 174,143 20,982 11,148 206,274 (7,738) 198,535

営業費用 165,986 21,187 10,663 197,836 (6,961) 190,875

営業利益又は営業損失

(△) 8,157 △205 485 8,437 (777) 7,660 Ⅱ 資産、減価償却費及び

資本的支出

資産 119,637 45,539 11,759 176,936 36,456 213,393

減価償却費 3,958 1,608 115 5,683 27 5,710

(25)

 (注)(1) 事業区分の方法

事業区分は、製品の種類・性質に加え販売市場の類似性などを考慮して、酒類・食品、バイオ及びその他の 3事業に区分しております。

(2) 各事業区分の主要製品

事業区分 主要製品

酒類・食品 焼酎、ソフトアルコール飲料、清酒、ワイン、ウイスキー、中国酒、本みりん、 食品調味料、原料用アルコール

バイオ

試薬(遺伝子工学用、蛋白質工学用、細胞工学用、糖生物工学用)、理化学機器、 研究受託サービス、医療機器、キノコ、しめじ生産技術指導、明日葉、寒天、 バイオ医食品

その他 ラベル、ポスター、カタログ、カートン、段ボールケース、包装紙、販促用品、 不動産賃貸、機能性食品

(3) 営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の当連結会計年度の金額は978百万円(前 連結会計年度983百万円)であり、これは持株会社である連結財務諸表提出会社で発生したものであります。 (4) 資産のうち消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は43,833百万円(前連結会計年度47,230百万円)

であり、その主なものは連結財務諸表提出会社の余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価 証券)及び管理部門に係る資産等であります。

(5) 会計処理の方法の変更 (当連結会計年度)

役員賞与に関する会計基準

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4.(3) ③に記載のとおり、当連結会計年度より 「役員賞与に関する会計基準」(企業会計基準第4号 平成17年11月29日)を適用しております。この変更 により、従来の方法によった場合に比べ、当連結会計年度の営業費用は、酒類・食品事業で19百万円、そ の他の事業で13百万円増加し、営業利益がそれぞれ同額減少しております。

受取社宅使用料

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より受取社 宅使用料の会計処理方法を変更しております。この変更により、従来の方法によった場合に比べ、当連結 会計年度の営業費用は、酒類・食品事業で137百万円、その他の事業で0百万円、消去又は全社で3百万円減 少し、営業利益がそれぞれ同額増加しております。

b.所在地別セグメント情報

前連結会計年度 (自 平成17年4月1日

至 平成18年3月31日)

日本 (百万円)

その他 (百万円)

計 (百万円)

消去又は 全社 (百万円)

連結 (百万円)

Ⅰ 売上高及び営業損益

売上高

(1)外部顧客に対する売上高 187,689 8,429 196,119 - 196,119

(2)セグメント間の内部売上高又は

振替高 1,383 1,544 2,928 (2,928) -

(26)

当連結会計年度 (自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

日本 (百万円)

その他 (百万円)

計 (百万円)

消去又は 全社 (百万円)

連結 (百万円)

Ⅰ 売上高及び営業損益

売上高

(1)外部顧客に対する売上高 185,254 13,281 198,535 - 198,535

(2)セグメント間の内部売上高又は

振替高 1,590 2,528 4,118 (4,118) -

計 186,844 15,809 202,654 (4,118) 198,535

営業費用 179,038 14,843 193,881 (3,005) 190,875

営業利益 7,806 966 8,773 (1,112) 7,660

Ⅱ 資産 145,133 26,930 172,063 41,329 213,393

 (注)(1) 国又は地域は、地理的近接度により区分しております。

(2) 本邦以外の区分に属する国又は地域の内訳は次のとおりであります。  その他の地域:米国、英国、中国、韓国、仏国、シンガポール

(3) 営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の当連結会計年度の金額は978百万円(前連 結会計年度983百万円)であり、これは持株会社である連結財務諸表提出会社で発生したものであります。 (4) 資産のうち消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は43,833百万円(前連結会計年度47,230百万円)で

あり、その主なものは連結財務諸表提出会社の余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券) 及び管理部門に係る資産等であります。

(5) 会計処理の方法の変更 (当連結会計年度)

役員賞与に関する会計基準

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4.(3) ③に記載のとおり、当連結会計年度より 「役員賞与に関する会計基準」(企業会計基準第4号 平成17年11月29日)を適用しております。この変更 により、従来の方法によった場合に比べ、日本の営業費用は33百万円増加し、営業利益が同額減少してお ります。

受取社宅使用料

「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より受取社 宅使用料の会計処理方法を変更しております。この変更により、従来の方法によった場合に比べ、当連結 会計年度の営業費用は日本で139百万円、消去又は全社で1百万円減少し、営業利益がそれぞれ同額増加し ております。

c.海外売上高

前連結会計年度(自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)及び当連結会計年度(自 平成18年4月1 日 至 平成19年3月31日)

参照

関連したドキュメント

対象部位 ①限界変位量(許容値) ②最大変位量 裕度(①/②) 内側コラムサポート 35.2mm 24.4mm 1.44 外側コラムサポート 35.3mm 24.1mm

2022.7.1 東京電力ホールディングス株式会社 東京電力ホールディングス株式会社 渡辺 沖

東電不動産株式会社 東京都台東区 東京発電株式会社 東京都台東区 株式会社テプコシステムズ 東京都江東区

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

32.. ©Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc. All Rights Reserved. 無断複製・転載禁止

2019年6月4日にX-2ペネ内扉に,AWJ ※1 にて孔(孔径約0.21m)を開ける作業中,PCV内 のダスト濃度上昇を早期検知するためのダストモニタ(下記図の作業監視用DM①)の値が作 業管理値(1.7×10